ゆかいな酒場放尿記

うつとヘルニアを乗り越え、世界へ旅立つ

続・師匠との出会い in Sofia (ソフィア)Bulgaria(ブルガリア)

猛烈にお腹が空いていた。

 

一度宿から出て、ご飯を食べがてら

ギリシャアテネで、盗難にあったばかりだったので

南京錠を買いにモールまで行く。笑

 

油モノが食べたくなると、友達から聞いていた話を思い出し

ケンタッキーを発見し、即入店した。笑

 

久しぶりのケンタッキーうめぇ!!

ドラムで買っちまった...もったいないから持って帰ろう。

と、思い一旦宿へ帰る。

 

階段を登っていると

また「う〜んう〜ん」と、ヤラシイ声が聞こえてくるではないか。。

なんでやねん!と、一人ノリツッコミを脳内でした後

ロビーのドアを開ける

 

最初にスーツケースに荷物を詰め込んでいた女の子二人を

師匠がマッサージしていた。。

 

「なんじゃこりゃ...ヤラシイ顔してマッサージしおって、何が気持ちい?だ!

...うらやましいのぅ...」そう思った。

 

なんか無性に腹たったっていうか羨ましくてみてらなかったので

庭に出て、江頭2:50のPPPするぞ!を見て心を落ち着かせることにした。

 

散々笑い散らしていると、可愛い子に不思議な目で見られたが

170話を見終えて、ホステルの中に入る。

もうマッサージは終わったようだ。

 

ぼくは、ブルガリアに来たら行ってみたい場所があった。

友達がオススメしてくれた世界遺産の「リラの僧院」

明日行く予定で、行き方や注意事項などをググって計画を立てていた。

 

ホステルは十二人部屋だったのだが

ぼくの隣の人が、我が物顔でしょっちゅう屁をこく長期滞在者の男だった。

 

部屋のドアが開いて師匠が入ってきた途端

「ブッ」

またこきやがった...と苦い顔をしているぼくと師匠。

ふと目が合う。

お互い思ってることが初めて一致した瞬間だった。笑

 

そこから

師匠「どこから来たんですか?どれぐらい居るの?」

ぼく「プロヴディフから来ました。明日リラの僧院行ったら、セルビアへ行こうかと思ってます」

師匠「そうなんだ!実はさっきの女の子達(マッサージしてた)がトルコから来たらしいんだけど、トルコめっちゃよかったっていってて、俺も行こうかなと思ってて」

ぼく「そうなんですか!俺もトルコ行ってみたいですなぁ」

 

と、いうような他愛もない会話が続いていた時

 

師匠「...治験の人ですか?」

ぼく「...へ!?」

師匠「いやぁ、あんまり自分から言わないんですけど、ぼくは世界各地で治験をして、そのお金で旅行をする、チケラーなんですよ」

ぼく「チケラー??マヨラー??」

師匠「治験でトラベラー。略してチケラー笑」

ぼく「(何言ってんだこいつ...笑)」

師匠「なんか同じ匂いを感じたんで、思い切って言ってみたんですけどね!ハハハハハ」

ぼく「ハハハハハ(同じ匂いってなんや...どんな奴やと思ってんねん...笑)」

 

畳み掛けるように衝撃的な一言を放つ師匠。

 

師匠「うわ!湖もあるじゃん!(リラの僧院をググりながら)

   面白そうだから俺も一緒に行こうかな!」

ぼく「え笑 あ、ああいい所らしいですよ。」

師匠「明日だよね?よっしゃ行こう!」

 

こうして師匠とぼくは

こんな感じで2週間近く旅を共にするのだった...笑